これまでどちらかと言うと、都会の学校を転々としてきたので
田舎の学校ってどんな感じなのかなぁ、と気になってきました。
先日嬉しいことに、田舎の先生と個人的にお会いする機会があったので、詳しいお話を伺うことができました。
田舎の先生が都会の学校に研修に行った時のお話です。
都会の先生:明日の授業で使うので、もし持っていたらスコップを持ってきてください。
子どもたち:スコップってなに~?
都会の先生:土や砂を掘る、しゃもじみたいな道具のことです。
子どもたち:そんなの持ってないよ。
都会の先生:持っていなかったら学校で用意するから別にいいですよ。
それを聞いて田舎の先生は思ったそうです。
「普通、スコップくらい持っているでしょう」と。
そのクラスのほとんどの子どもたちがスコップを持っていない様子に驚きを隠せなかったとか。
地域によって、生活が違うから教育にも違いが出てくることは当然ですが
なんてわかりやすい例なんだろう、と興味深くお話を聞かせていただきました。
同じ学習指導要領でも、田舎の子どもたちは都会の子どもたちに比べて少しはのんびりした学校生活を送れているのかなぁ🤔
その田舎のベテラン先生は、今の教育について私と同じおもいをお持ちだったので、話が盛り上がってしまいました。
田舎であっても都会であっても、子どもたちに一番大切なことを理解している先生は、今の時代にとても貴重な存在です。
ただ心配なことに「もうそろそろ、この仕事はしんどいです…」とおっしゃっていました。
ご年齢のこともあるかもしれませんが、やっぱり田舎の学校も大変そう。
年度末までと言わず、どのような時も健康第一でお過ごしください😌