思春期

イベントを主催しました

先日、「あすパーク神戸」さんのご協力のもとイベントを主催しました。

当事者ではなく、第三者の立場から今回のイベントに関心を持ってくださった方がいらっしゃいました。

その中のおひとりで
ある地域の自治会長を長年務められてきた方のお話です。
  
  
これまで地域の方から色々な相談を受けてきたけれども
望まない不登校・引きこもり・そして自殺に関する相談が
増えてきたということでした。

昔は専業主婦や、定年退職をした年配者が
地域を見守る役割を担ってきたけれども

今はみんな働きに出ていて、地域を見守る人が少なくなったことで
起こる問題が増えてきているように思う、と話されていました。

  
この時、少し前に関西の自然豊かなある地域で
活動されている方から聞いた話を思い出しました。

「実はうちの市はこの3年ほどで自殺者が増加していて
自殺死亡率が全国を大きく上回っています。
原因ははっきりしていないのですが、もしかすると
『こうあるべき』という田舎特有の伝統やしきたりもあるのではないか、
と推測しています。命を絶つのは家族を持つ人が大半なのです…」

都会=生きづらい
田舎=生きやすい

という漠然とした私の中の公式が
一瞬で崩れました。

  
家庭は地域社会を構成する
たったひとつのピースに過ぎません。

誰がどこで暮らそうとも

地域コミュニティのあたたかな力が
ひとつひとつの家庭を支え
ひとりひとりの豊かな人生をつくり
それが子どもたちに繋がっていく

ということを改めて感じています。
  
  
  
さて、今回のイベントの最後に
SPリコーダーとATリコーダーの演奏会をしました🪈
フィナーレはKANさんの「愛は勝つ」。
   
『その愛は十分に伝わっているから大丈夫』
    
子どもと関わるすべての人に
エールをこめて。